Amazonのおすすめ出品の資格を得るには大口出品契約月額5390円が必要であるとするが、「おすすめ出品の資格を取得してもおすすめ出品としての掲載が保証されるわけではありません」とのAmazon有利な規約の下、出品者はAmazonの判断のみに左右される不確実な契約条件に拘束されている
米国では2024年2月8日、Amazonを利用する消費者2名が、「Amazonは、顧客に最低価格を提供するよう努める「顧客中心」の企業であると主張しているが、利益と消費者価格を高く保つため、欺瞞的なシステムを採用しており、ワシントン消費者保護法に違反する。顧客がアマゾンで商品を検索する際、買い物客がどのオファーを見るか、つまりどの販売者から購入するかを決定するバイアスのかかったアルゴリズムを用いている。」と主張し、提訴したこと。
同じシステムを採用する日本でも同様の不法行為が行われている。
一番安い商品は、「「おすすめ出品」の要件を満たす出品はありません」と記載され、一見しただけでは販売されているとは思えない状況にされていること。24件もの出品者が「おすすめ出品」されることを期待し、Amazonに大口出品手数料を支払っているが、いずれの出品者も該当せず、消費者におすすめできない出品者の商品だとする。
【事例:セグレタ シャンプー 詰め替え】
原告第14準備書面 ページ7-17を参照