Amazonの「アカウント健全性」は、消費者に対して広告代金を含む高額商品を大量に販売する、被告にとって都合のよい、利益をもたらす出品者をアカウント停止から守る目的で運用されている
売れ筋商品を数多く販売し、売上に貢献しているなどすれば、不法行為も世間一般に知られるもの以外は不問とするなど、Amazonは手厚く保護する。
Amazonはプラットフォーマーであると同時に自ら販売も行っており、Amazonによる知的財産権侵害を含むポリシー違反が散見される。Amazon自身が出品者であるにもかかわらず、他の出品者に対してのみAmazonの裁量でどうにでもなるアカウント健全性を運用することは問題であり、Amazonに対してもアカウント停止を含むポリシー違反を監視する第三者法的機関を介在させる必要がある。
原告第14準備書面 ページ61-63を参照